小学6年生女の子「前歯がでこぼこしている」抜歯をして矯正した症例

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小学6年生女の子「前歯がでこぼこしている」抜歯をして矯正した症例

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術前

術後

年齢 12歳 小学6年生
性別 女児
主訴/ニーズ

「前歯のデコボコを治したい」とご相談いただきました。

診断

上下顎前突 叢生

診断詳細

患者さんのおっしゃるように前歯のデコボコもかなり強かったのですが、口元の突出も強く主訴の叢生(でこぼこ)と同様に改善を勧めました。また、患者さんの主訴である叢生は重度で、上下の前歯はかなり外側に倒れていました。また、骨格的には上顎前突(出っ歯)であり、口元の突出には骨格的な要因も関係していることがわかりました。

治療内容

骨格性の上顎前突ではありましたが、いわゆるヘッドギアやバイオネーターなどを使う骨格の改善のタイミングには、小6女児では遅いと思われました。しかしまだ背は伸びている途中ですので、下顎の成長を少しでも促して治療していくことを意図し、乳歯が一本残っている少し早めのタイミングでしたが、マルチブラケット装置による治療を開始することにしました。叢生の改善と上下前歯の歯軸の改善のため上下左右の第一小臼歯を抜歯し、顎外固定装置(ヘッドギア)を用いて治療することとしました。

費用

基本施術料30万円 装置料:マルチブラケット装置40万円 保定装置8万円 別途検査料(術前59,800円 術後19,000円) 口腔衛生指導料5,500円 処置料5,000円×33回※表記は税別になります。

期間

2年9か月

院長コメント

叢生が主訴で来院されましたが、口唇の突出がかなり目立つ患者さんでした。叢生を改善するだけでなく、前歯を下げてくることで唇も後退し横顔がとてもきれいになりました。ヘッドギアの協力も十分で、治療期間も治療難易度の割には長期化することなく終了することができました。 マルチブラケット装置の治療開始のタイミングとしては、下顎の第2大臼歯が生えてくるのを待って行うことが多いですが、骨格的な条件によってはこの症例のように、少し早めに開始し下顎の成長を促すことを期待することがあります。検査による診断によって、決定していく内容となります。

治療のリスク等

・歯を動かす場合、舌癖が出現して噛み合わせが安定しないときは舌癖のトレーニングが必要になります

・歯を動かす場合、まれに歯の根が短くなることがあります

・歯を動かす場合、噛み合わせが変わるため、まれに顎の関節の音がしたり痛くなることがあります

・歯みがきが悪い場合はむし歯になることがあります

・保定装置を入れていない場合は歯並びは元の状態に戻ることがあります

・親知らずが生え、歯並びを押して悪くする場合は抜歯する必要があります

治療中について

上顎左側については第二乳臼歯が残存していましたので抜歯しましたので、後継永久歯である第二小臼歯が少しだけ見えています。叢生が強かったため治療開始時では全ての歯にワイヤーを通していません。

 

治療経過

保定開始2年6ヶ月後です。かみ合わせも歯の配列もとても安定しています。その後保定開始5年後に下顎の8番を抜歯しています。

 

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