反対咬合のお子さんの矯正治療

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反対咬合のお子さんの矯正治療

反対咬合のお子さんの矯正治療

今回は、反対咬合(受け口)のお子さんの矯正治療(第一期治療)についてお話をします。

◇反対咬合とは◇
上下の歯をかみ合せた時に下の前歯または下顎が上の歯より前に突出している状態のことを言います。下顎に対して上顎が小さい場合、逆に上顎に対して下顎が大きい場合に起こります。

◇治療に用いる装置◇
・ムーシールド
マウスピース型の矯正装置で自分で取り外すことができます。前歯のかみ合わせの改善を促すとともに、口の周りの筋肉のバランスを整える働きのある装置です。就寝時などを中心に使用してもらいます。使用時間が長ければ長いほど効果的といわれています。

・フェイスマスク
おでこと顎にパッドのついた装置を顔の外へ置き、上の奥歯につけた装置からゴムを引っかけて顔の外の装置とつなげて使用します。上の奥歯につける装置は固定式なので、自分では取り外すことはできません。上顎の前方への成長を促進させ、下顎の成長を抑制させる働きのある装置です。骨格的な問題が大きい場合に使用します。就寝時を中心に1日10時間を目標に使用してもらいます。

・リンガルアーチ
歯の内側に装置をつけます。固定式の装置なので、自分で取り外すことはできません。位置の悪い数本の歯を内側から細いワイヤーで押して歯を動かす装置です。装置の周りに汚れが付きやすいので、歯磨きを丁寧に行う必要があります。

◇治療後の流れ◇
第一期治療後は永久歯が生えそろうまで経過観察をする必要があります。下顎の成長は身長の伸びと比例するため、特に反対咬合の場合は身長の伸びと顎の発育の経過を観察し、本格的な矯正治療開始のタイミングをみていくことが重要になります。

第一期治療は顎の成長発育を生かして治療できるということがメリットです。そのため、歯の生え方や顎の成長具合によって一人ひとり最適なタイミングが異なります。反対咬合の場合は、乳歯の時期から治療を行った方が良い場合もあるので、一度早い段階で矯正専門医を受診し、経過観察を続け、治療のタイミングや治療方法などの計画を立てることが大切です。お子さんの反対咬合が気になるという親御さんは、ぜひ一度当院までご相談ください。

歯科衛生士 成田

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